お水の大切さ。 ― 2005/07/28 22:24
お水。 それは、夜の商売。 東京にいたときは、毎晩のように飲み歩いていた。 そして、貯金が消えた・・・
さて、今日のお水は、みんなが飲むお水。 「浜田和幸『ウォーター・マネー』光文社ペーパーバックス」を読んだ。
新しい世紀は石油に代わり、水をめぐって世界の利権・パワーが動いていく。 世界の水をめぐる動きが非常に分かりやすく理解できる面白い本だった。 さらに深く、「お水」について勉強をしたくなる。
力を持つ多国籍企業はすでに、水の寡占状態にある。欧米ではODAをうまく活用し、海外・途上国における水を握っている。 水を制するものが世界を制するとの考えで、各国に触手を伸ばしている。
わが国は豊かな水資源を持つ国だといわれているが、近年は毎年水不足がニュースになり、土砂崩れや水害が発生している。日本の国土も、開発による疲労だらけだ。この国も将来的には、水に泣くことが出てくると思う。
一方で、日本企業は新たな技術や研究を進めており、わが国日本が有する技術をフル活用して、この新しい世界で世界への貢献ができるとの考えには賛同する。
日本が持つ技術、知識、力をフル動員して、世界から頼りにされる国なっていく必要がある。 しかし、この国を動かしている政治家や官僚は本当にこの国のことを考えているのか非常に疑わしい。特に、外交では最近は大失態続きだと思う。
欧米に無視され、アジアの国々に反発され、食料・燃料・経済のほとんどを海外に頼っているこの国の状況を考えたら、もう少しよい政策が出てくるのではないかと思う。非常に残念だ。
郵政関連で衆議院が解散するとの報道もある。解散されるのであれば、自分たちの国の将来をしっかり考え、投票に向かいたい。 犯罪者、利権まみれん政治家が再選するという、おかしな国にはしたくは無い。
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