硫黄島からの手紙2007/02/26 09:05

2月23日(金)から、コロンビアでは全国で封切られた『硫黄島からの手紙』。

早速、日曜日に見に行ってきた。
残念ながら『父親達の星条旗』は見れなかったが、これだけを見ても十分な内容だ。

映画館は7割の入りだった。最後にエンドロールが流れ出したところで、コロンビア人は皆、席を立ってしまった。
果たして、この映画はコロンビア人には何を訴えたのだろうか。

帝国軍人が自決をするシーンはセンセーショナルだった。
このシーンでは、コロンビア人は驚いたようだ。

日本国も米国も双方共に少年のような兵士が出兵していた。
どちらの国も、子を思う親の気持ち、親を思う子の気持ちは変らないということが主題だったのではないかと感じる。

戦争への道を突き進む米国市民はこの映画を見て何を感じたのだろうか。
アカデミー賞にノミネートされながら作品賞を逃したのは、国家の進む方向と違うことが原因なのだろうか・・・

今年はイラン戦争も始まるとの噂もある。
過去を学んで、失敗は繰り返さない世界を望む。