本当に大丈夫か!? 日本!!2007/06/19 22:28

最近も、日本のニュースを見ていて気になること、心配になることが沢山あった。

このラテンアメリカに関係ある記事として、国民新党が参議院選挙にフジモリ元ペルー大統領を擁立すること検討しているというものがあった。

現在、フジモリ氏の去就を巡ってはペルー政府とチリ政府の間で犯罪者引渡しに掛かる外交交渉が行われており、これは日本国政府も承知していることだ。

このような状況の中で、本当に参議院候補者として擁立できると考えているのだろうか。また、出来たとして国際社会や特に中南米諸国からどのように思われるのかを考えての結果なのだろうか。

また、日本国籍を保持しており候補者としては問題はないとの見解が出ている。
一方で、罰則規定は無いものの日本国政府は二重国籍保持を認めておらず、国民に対しては二十歳になった時点で国籍の選択を奨励している。
国民新党は選挙公約として日本国民に対して二重国籍を認めることを挙げるのだろうか。

果たして、一国の元首を務めた人が一議員になるのだろうか。
日本の政治を担う政党が単なる人気取りで候補者選びをしているとしか思えない。
このようないい加減な政党も得票があることが悲しくなる。

今回は、在外選挙登録をしていないので選挙に参加することは出来ない。
選挙に行く皆さんには、良く今後のわが国の将来を考えた上で、一票を行使して欲しい。