点の記、天気2009/01/10 11:34

新田次郎『剱岳<点の記>』文春文庫

新田次郎の本は、高校生のときに読みまくったが、この本は呼んだ記憶がない。

国土地理院の地形図は山に登るときにはさんざん、お世話になっていながら、それがどのように作られたのはは知らなかった。

現在は航空写真を元に作るが、明治期の地形図はすべて現地での測量を元に行われている。

本書は、明治期の測量官の仕事ぶりを記した、プロジェクトX的な本です。

これは映画化されるみたいですね。
映画も楽しみです。

ハイグレード登山技術2009/01/10 14:04

菊池敏之『ハイグレード登山技術』東京新聞出版局

アルプス3000m峰から冬山までと題して、岩場での確保技術や雪上技術などから、救助技術まで幅広く学べる一冊。

確かに、どの時点でロープを出すか、メンバーや状況を見ながら判断するには、経験値を積み上げていく必要がある。

個人的には、どこかの講習会等でさび付いてしまったロープワークのリフレッシュをしたいがなかなか時間もとれないし、どうしたものか・・・・

雪山に登りたくなってしまった・・・・

これから登山を始めようという人やツアーに参加している登山客の方々にもしっかりと読んで欲しい一冊です。