孤高の人は凄い!!2009/06/16 23:54

新田次郎『孤高の人 上下』新潮文庫

この本は、高校生のときに読んで強い衝撃を受けた一冊だった。
久しぶりに読んでみると、記憶に残っていた部分がだいぶ違っていることに気がついた。

加藤文太郎はいつでも、雪洞で寝ていたと思い込んでいたが、山小屋利用を基本としており、沈着冷静に行動をしておりだからこそ、冬山の単独行も成し遂げられた。

頭の中の記憶では、疲れたら雪の上に倒れこみ寝ていたように思ったが・・・
行動食の甘納豆はまねをしたことがあったが、お腹にたまらないので自分には向いていなかった。

それでも、新田次郎の書籍の中では好きな一冊です。