精鋭たちの挽歌2010/09/11 23:24

長尾三郎『精鋭たちの挽歌』山と渓谷社

副題として「運命のエベレスト 1983年10月8日」と付けられている。
エベレスト登頂に挑んだ日本の2つのパーティー。山岳同志会とカモシカイエティ同人。
片や登頂を果たすが、一方は遭難してしまう。

それぞれのパーティーの半生を追いかけながら運命の日に逼る、長尾三郎の渾身の一冊だ。

雪煙をめざして2010/09/11 23:28

加藤保男『雪煙をめざして』中公文庫

日本人として初めてエベレストをチベット、ネパールと両国から登頂した加藤保男のエッセイ。

エベレストに至るまでの道程が興味深い。
三度目のエベレストに向かう直前に書かれたもので、彼の登山人生が凝縮されている。