雑学と経済学2005/06/10 08:52

山田真哉『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』光文社新書
 ベストセラーに長く入っていたので、読んでみた。
 身近な問題から、経済がどのように成り立っているのか非常に分かりやすく解説している。
 中高生向きの入門書と言える。
 大人にはもう少し深く、専門的な内容の方が読み応えがあるのでは。著者も行っているが、入門のためのエントリー本としては楽しく読める。
 さらに、レベルアップしていくことで難しい経済が分かりやすく理解できると思う。

岩槻謙司『女は男のどこを見ているのか』ちくま新書
 職場の上司に勧められ、読んでみた。
 そんなさなか、著者が強制猥褻罪で逮捕された。一気に説得力を失ってしまった。「英雄体験」がキーワードとして出てくるが、あまり肯けなかった。
 新書で出すような本では無いと感じた。

放浪に憧れて。2005/06/20 08:58

野田知佑『カヌー犬・ガクの生涯』文春文庫
野田知佑『なつかしい川、ふるさとの流れ』新潮文庫

海外放浪生活に憧れ、読み始めた野田知佑の本。今でも大ファンで、文庫が発売されるたびに購入している。

野田さんとパートナーとして世界中の川を旅してきたカヌー犬ガクの生涯を、これまで出てきた文章から集めた一冊。
ガクの成長、世界の子供たち、ガクの子犬たちとの楽しい生活などが綴られている。
死んだ後、ガクの毛皮でチョッキを作りいつまでも旅を続けるのはとても野田さんらしい。

『なつかしい川』は日本の川が多いが、川を楽しみながらの生きていく野田さんの川生活のエッセイだ。
自分を含めた多くのサラリーマンがこのような「自由」に憧れつつ、「しがらみ」から抜け出せず、野田さんの生活を読みながら自分もいつかはこんな生活をしてやると、夢見ているのではないか。
心洗われる一冊だ。

わが祖国を憂いる2005/06/22 09:13

櫻井よしこ『日本の危機』新潮文庫
櫻井よしこ『迷走日本の原点』新潮文庫
 初めて櫻井よしこの著書を読んでみた。一冊読んだら次が読みたくなり、すぐにもう一冊を購入。
 『週刊新潮』に掲載された記事を書籍にしたものであるが、その時々の時事問題、特に行政・官僚の体質や失敗の原因を深く切り込んでいる。
 物事を見る目が豊かになる。そんな本だ。
 また、このようなジャーナリストが増えてくれることを望んでやまない。すっかり、櫻井ファンになってしまった。
 これからも、櫻井発言・報道に注目していきたい。