川の深さは。とても深かった。2005/09/01 18:18

福井晴敏『川の深さは』講談社文庫

福井の初期作品を読んだ。やはり面白い。
今回は、退職警官と防衛庁が絡み物語が進んでいく。最後に登場するDAISの人間が今後の話に登場してくる。

ハリウッド映画のように物語が展開して行きどんどん物語りに引き込まれていく。

『終戦のローレライ』と『亡国のイージス』も読んでみたい。

世界自然遺産2005/09/05 18:21

知床五湖に写る羅臼岳


夏期休暇を取り、世界自然遺産に登録された知床を巡ってきた。

開拓者達が一生懸命切り開いたが、結局は自然の厳しさに勝つことができなかった。
結果的に豊かな原生林が残り、世界自然遺産に登録されるにいたった。しかし、今後さらに観光化が進むとこの残された自然にも負荷がかかり損なわれて行くのではないかと思われる。

エゾシカがたくさんいたが、生活をしている人たちにとっては獣害が発生しているらしい。
本当の自然との共存はとても大変なことだと思う。

衆議院議員総選挙2005/09/11 22:46

本日、郵政解散した国会議員選挙が行われた。
参議院で法案が否決され、衆議院が解散するという異例の選挙だったが、その選挙結果にさらに驚いた。

自民党が史上最高の得票率で議席を伸ばした。
若い世代の新人議員が多く当選したが、しっかりと10年後、50年後の国家のあるべき姿を考え、国益重視の政治を実施して欲しい。

小泉首相は来年9月で退任すると言っている。
安部首相となり、憲法改正が進みそうな予感がする。

今後の動きに注目したい。

わが国のあり方2005/09/14 22:36

岡崎久彦『国家戦略から見た靖国問題-日本の外交の正念場-』PHP新書
元外交官が書いた国際関係のあり方。
共感できる部分もあるが、一部納得できない部分もある。
日米安保の堅持は必要であるが、その際の国家戦略、外交方針、世界の中で、アジアの中で日本がどうあるべきかを考えていく必要があると感じる。

中曾根康弘、西部邁、、松井孝典、松本健一『「昭和80年」戦後の読み方』文春新書
戦後日本のあり方についての座談会を書籍にしたものである。
中曾根の考えには共感できる部分が多い。
自分の考え方が古く、保守的なのか。
もっといろいろな考えを踏まえ、自分的に国家の将来像を持ちたい。

昭和の歴史、豪快戦後偉人列伝2005/09/22 22:45

有森隆『戦後六〇年九つの闇』講談社+α文庫

堤義明、児玉誉士夫、総会屋、相場師などなど、戦後の闇に光を当てる一冊。戦後の古きよき時代を生きた大物たちの生き様は平成の現代ではもう見ることができないだろう。

後半は、大企業の老害、無責任体制が取り上げられている。昭和も後半は戦後とは人も企業も代わってしまったようだ。
拝金主義、自己中心主義の社会はいままでつながっている。

温故知新、平成の時代はどうなっていくのだろうか。

オータムジャンボ、夢をつかめ。2005/09/27 23:48

巷ではオータムジャンボ宝くじが発売された。
少しずつ、余裕資産を作り株式投資でも始めてみたい。
社会の動きや企業活動を観察するきっかけになればいいかな。

山本友花『初心者でも今日から始められる「株」の本』
株式投資を始めたい人の超入門編
株式投資の仕組みや、どのような投資が良いか主婦の立場からいろいろな経験が語られている。
オンラインでの株式投資を考えている人はお勧めの本かも知れない。