武士道精神の継承2005/10/02 14:46

菅野覚明『武士道の逆襲』講談社現代新書

明治期に書かれた「武士道」関連の書籍に対し、それらは明治以降の道徳論であり、本来の武士階層の現実が反映されていないと著者は言う。

さまざまな歴史的書物を検証し、戦国の時代を生き抜いた武士たちの生活、精神はどのようなものであったのか。
生死をかける本物の武士たちの持つ「武士道精神」を解明していく。

新渡戸稲造の『武士道』とはまた違った視点から、本当の「兵」たちの武士道が良く理解できる面白い本だった。

現代を生きる俺たちに果たしてこの精神は引き継がれているのであろうか。
有事の際に、このような精神で戦える戦士がわが国にどの程度いるのか。
皆無でないことを祈る。

コメント

_ 通りすがりの人 ― 2005/10/02 21:56

おもしろそうですね。 読みます。

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