初登攀ルートは残っているか。 ― 2010/04/24 08:10
松本竜雄『初登攀行』中公文庫
講談社文庫の一連の山岳シリーズで同時代の人々の活躍とクロスしていくのが面白い。『喪われた岩壁』などと一緒に読んでいくとさらに楽しさは倍増する。
日本の登山史を描いてきた人達だが、それぞれの視点や登山に対する考えが違うのがわかる。
松本さんも数々の岩ルートの初登攀を成し遂げてきた。
装備や登りかたはいまでは、すっかり変わっているかと思うが、初めてボルトが登場したとき、その使用に躊躇する姿は、現在のフリークライミングにつながっているのだと思う。
いまの、登山客ブームとは違う山男達の登山全盛時代の姿勢がものすごく印象的だ。
こんな時代に生きてみたかった。
講談社文庫の一連の山岳シリーズで同時代の人々の活躍とクロスしていくのが面白い。『喪われた岩壁』などと一緒に読んでいくとさらに楽しさは倍増する。
日本の登山史を描いてきた人達だが、それぞれの視点や登山に対する考えが違うのがわかる。
松本さんも数々の岩ルートの初登攀を成し遂げてきた。
装備や登りかたはいまでは、すっかり変わっているかと思うが、初めてボルトが登場したとき、その使用に躊躇する姿は、現在のフリークライミングにつながっているのだと思う。
いまの、登山客ブームとは違う山男達の登山全盛時代の姿勢がものすごく印象的だ。
こんな時代に生きてみたかった。
山を考える、山の社会学 ― 2010/04/24 08:58
菊池俊朗『山の社会学』文春新書
40年以上の登山経験を元に綴られた山岳エッセー。
山小屋のお話から、環境保護、眺めの良い絶景ポイントの紹介などいろいろなことが綴られている。
100名山以外にも、こんな楽しみがあるのだと教えてくれる一冊です。
登山は、いつまでもいろいろな楽しみ方ができる余暇だ。
それぞれの視点で楽しみ方を広げて行きたい。
また、登山を通して環境問題や行政などいろいろなことを考えることにつながっていく。
そんなきっかけになる一冊です。
40年以上の登山経験を元に綴られた山岳エッセー。
山小屋のお話から、環境保護、眺めの良い絶景ポイントの紹介などいろいろなことが綴られている。
100名山以外にも、こんな楽しみがあるのだと教えてくれる一冊です。
登山は、いつまでもいろいろな楽しみ方ができる余暇だ。
それぞれの視点で楽しみ方を広げて行きたい。
また、登山を通して環境問題や行政などいろいろなことを考えることにつながっていく。
そんなきっかけになる一冊です。
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