コーヒーと世界史のお話2006/09/18 09:52

臼井隆一郎『コーヒーが廻り世界史が廻る-近代市民社会の黒い血液』
中公新書

初めてコーヒーの歴史を知った。
『昔、アラブの偉いお坊さんが・・・』という歌、コーヒールンバがあるが、コーヒーの起源がアラビア半島にあったとは驚きだ。
しかも、植民地の広がりと共にインドネシア、アフリカ、ハイチ、南米に広まっていった。

本書は、このコーヒーの広がりと世界史とを組み合わせながら進展していく。コーヒーの陰には黒人奴隷の苦悩、先進国の搾取があったことを忘れてはいけない。

世界史を「コーヒー」という切り口でみた面白い一冊だった。

南米とコーヒーの関係をもう少し調べてみよう。

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