62回目の原爆投下の日-今こそ、日本の進むべき道を示すべし!!2007/08/05 20:47

まだコロンビアは8月5日ですが、日本は既に6日

今日は、米国が大量破壊兵器「原子力爆弾」を史上初めて実戦で使い、広島に投下した日から62年目になる。

広島市で行われた記念式典の様子を見て、コロンビアから1分間の黙祷をささげた。
記念式典では、秋葉広島市長、小学生の平和への誓いなどが行われていた。
小学生が述べた平和の誓いには痛く感動した。彼らが大人になるときまで今の形で日本国を維持していくのは、現在、大人である私たちの責任である。

安部首相は「この惨事を繰り返さない」と言っていたが、「惨事」を行ったのは米国であり、原爆投下60周年の際にも当時の軍関係者、原爆開発関係者は悪いことはしたとは思っていないと発言をしていた。
某元防衛大臣はこの考えに同調した発言をしていた。
日本国としては、米国から受けたこの許せない行為を繰り返さないために、世界にどのようなメッセージを発信していくかである。
「二度と繰り返さない」のは米国であり、わが国ではない。

秋葉市長は唯一の被爆国である日本の立場を強調していたが、彼の考えに賛同する。

現在、米国は『対テロ戦争』の名目でアフガニスタンやイラクに侵攻をしている。これら、明らかに主権侵害であり『大量破壊兵器』の開発や『アルカイダ』との明確な関連は不明なままである。

わが国はこの米国の間違った外交政策に追従しているだけで良いのだろうか。

一方、大陸ではロシアが明確な資源外交戦略を展開しており、中国は資源・食料に焦点を当てすごい勢いでアフリカや中南米において海外経済協力を展開している。
わが国はこのような現実を踏まえ、米国追従からしっかりとした外交戦略を確立する時期に来ている。

アジアにはインドネシアやタイを初めとした親日国があり、また中南米諸国も一般的には親日国が多い。
これら国が、日本を見捨ててしまう前に、日本なりの戦略を明確に提示し協調して行く道を作っていく時期にあると考える。

唯一の被爆国として明確な平和憲法を維持すると共に、大陸国からの侵略を見据え、「普通の国」としての軍事力の行使が出来る体制、軍備を整えていく必要がある。

先般の参議院選挙で自民党は大敗したが、残念ながら現在のところわが国の将来を託せる政党は自民党しかない。
是非、政権政党としてわが国の10年後、50年後のビジョンを示し、正しい方向にわが国を導いて欲しいと思う。

民主党が大勝したが、日本国民は本当に中国の属国化を望んでいるのだろうか・・・


追加・訂正
別のニュースで安部首相の発言を見たら「唯一の被爆国としてこの経験を世界に伝えていく」と言っていた。
まさに、それがわが国の道だと思う。
マスコミは都合の良い編集をするので気をつけなければ。

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