羽ばたけ、紫電改!!2008/10/05 09:00

杉浦一機『ものがたり日本の航空技術』平凡社新書

日本の航空技術の歴史を紐解いた本。
ライト兄弟が人類初飛行を行う前に、その仕組みや方法を考えていた日本人がいたのは驚いた。

そこから、堰を切ったように航空機の開発研究に突入していく日本。
世界で有数の航空機を何種類も作りながら、戦後はそれら技術が消えていく。

YS11以来の国産航空機が製造されていない中、日本のメーカーや会社は欧米の下請けを行いながらもしっかり技術力を磨いており、安心した。
いざとなれば、これらの会社が終結して純国産機の製造も夢ではないだろう。