混迷化する世界情勢2007/01/16 12:45

2006年の選挙イヤーを終えた中南米
先週はニカラグア、ベネズエラで大統領就任式が行われた。
1月15日、今日はエクアドルでCorrea大統領の就任式が終わり、就任式も一通り終えたことになる。

現在、中南米は米国主導で進められた新自由主義への反動から左翼政権化してしまった。
その中で、コロンビアのみが新米政権となっており、域内でも浮いてしまっている。
隣のベネズエラでは、社会主義革命を標榜するチャベスが永年大統領を目指している。
通信や石油会社等を次々に国営化しているが、今後はどのようになっていくのだろう。

一方、中東では米国がイラク派遣兵を2万人増強することとなった。
対イラク戦争のためだとの表向きの理由だ。
都市ゲリラへの対応になぜ空母が2艘も必要なのだろう。

イスラエルがイランの各施設を攻撃するとの情報もあり、また米国はソマリアなどでも軍事侵攻している。
2007年は中東でも大きな戦争が起きそうな予感がする。
米国・イスラエルがイランに攻め込めば、周辺国や反米勢力も呼応することになり、収集が着かない状況になるのではないだろうか。

2007年はますます世界は混迷していきそうだ。

コメント

_ 無荒 ― 2007/01/16 16:41

アメリカが脳天気すぎる。イラクの泥沼化は開戦時から一部で予測されていた。私もそう信じていた。日本にとって大事なのは東アジア情勢である。政府には日中共同して東アジアの安定に寄与する姿勢を取って頂きたい。

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