米国銃乱射事件2007/04/17 12:08

今日、米国バージニア州の大学で銃の乱射事件があり、史上最悪の33名が亡くなった。 今住んでいるコロンビアも治安は悪い国に入るが、このような事件は起こったことが無い。 大抵はゲリラ組織と軍隊の銃撃戦だったり、ゲリラによる大量誘拐だったりする。 コロンビアは年間3万人が暴力により殺害されるが、日本は3万人が自ら命を断っている。 米国は世界の警察を自認しているが不定期にこのような銃の乱射事件が発生している。 また、イラクでは民主化を掲げ人権蹂躙が続いている。 果たしてどのような国が健全の国なのだろう。 誰が答えを出すのか。 マスコミの偏った報道に流されること無く一人ひとりが世界の動きをしっかりと注視していかなければならない。

パラグアイ邦人誘拐の報道2007/04/17 13:04

同じ南米のパラグアイにて邦人とパラグアイ人が誘拐されている。
女性秘書は既に解放されたが、邦人とパラグアイ人2名は解放されていない。

日本のネットニュースなどで見ると身代金の交渉がされており、一部は支払われたとの報道がある。
既に金額もメディアによりまちまちだが、身代金交渉がされていることは確実だ。

更なる同様の事件を起こさないことを念頭にコロンビアなど法律で身代金の支払いを禁止している国も沢山ある。
誘拐事件で交渉の結果として身代金が支払われたとしても、金額は絶対に明かしてはいけないことは、世界の常識である。

久しぶりの邦人誘拐で、これでまた世界中に日本人の値段が知れ渡ってしまい日本人誘拐の相場が出来てしまう。ニュースは一瞬で世界を駆け巡ってしまう。
世界中で、第二、第三の事件の発生の危機を日本のメディアがあおっている形になることに何故気づかないのだろうか。

過去にフィリピン、メキシコ、コロンビアで邦人誘拐があった際も同様の報道姿勢だったと記憶している。
マスコミは幾らで開放されたのかにしか興味が無いようにしか見えない。

日本には「人命は地球より重い」と言ってテロリストの要求を呑んだまれに見るあほな首相が過去にいたが、重たい人命はまだ被害に会っていないその他大勢の日本人の命にあるのではないか。この例では、日本政府を人質にすれば、要求が呑まれることを世界に示した。
そして、1996年にはペルーで大使公邸占拠事件に繋がった。

日本はこれから大型連休を控え、多くの人達が海外に出ると予想される。
アジアでは、反政府勢力が活動している国もあり、彼らの政治交渉の手段として日本人が巻き込まれないことを切に願う。