縦走路2009/01/11 20:54

新田次郎『縦走路』新潮文庫

二人の山男と、二人の女が繰り広げるラブロマンス。
そこに山の掟がからむ。

いまも、登山がはやっているが今では、山の掟や女流登山家に美人はいないなどは言われなくなっているのでは無いか。

いまでは、団体ツアーで100名山をめぐる登山客もいて山も様変わりしたものだ。
おかげで、100名山に入っていない山は静かな登山が楽しめる。

しかし、厳しい冬山や岩壁はやはりそれなりの人しか入れない場所であり、冬の八ヶ岳もこの小説が書かれた昭和37年頃と大きな変化は無いのではとおもう。

山の描写から当時の様子がうかがい知れる点も面白かった。

女性登山者にお薦めの一冊かな・・・

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