必要な「国家情報戦略」2009/04/14 23:41

佐藤優 他『国家情報戦略』講談社+α

本書は、外務省のラスプーチン、佐藤優と韓国海軍少佐高永喆の対談をまとめた本。

国家における情報戦略や諜報について対談し、最後は北朝鮮の動向に流れていく。

佐藤は外務省職員であることがいまだに信じられない。
このような事務官が沢山いれば、外務省はもっと戦略的な組織に慣れるのに、やはり異端だからこそ国策操作でやられてしまったのか。

日本が誇る諜報組織、総合商社をもっとうまく活用し国家の運営に当たれないものだろうか。
新たに作るより、既存の組織を活用したら効率的だと思うのだか。

この情報戦略の無い国は、いつかは滅びてしまうのではないかと思う。
でも、中野学校をはじめ、日本人の中にも諜報のDNAが流れているのに、記憶を忘れてしまっているのが残念だ。
これも左翼的教育の成果だろうか。

北朝鮮の衛星打ち上げが気になる方、一読の書です。

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