兵糧攻め - 食卓から消える魚介類2007/05/31 19:17

ロシア政府が日本への生きたカニの輸出を禁止すると発表した。

また、最近は中国や欧米での魚消費が増えている影響で輸入魚の値段が高騰し、または買い負けして日本の輸入量が減っているらしい。

魚介類にとどまらず、穀物、野菜など食料の6割を輸入に頼っている日本にとっては厳しい時代が到来する。

経済発展が目覚しいブラジル、ロシア、インド、中国(BRIC's)では経済発展と共に食文化に変化が現れ、また輸出国から輸入国に転じている国もある。

ちょっと前にインドネシアの天然ガスについて記事を書いたが、食料及びエネルギーの多くを輸入に頼る日本にとっては、死活問題だ。

エネルギー分野では水素電池や太陽光発電などまだまだ日本の技術力で対応が可能な部分も有るが、食料については真剣に政策議論を行っていかないと日本は飢える国になってしまう。

これからは内政と外交双方での真剣な取り組みが必要だ。