過去の書評 【3】2004年9月→7月2005/07/05 13:07

2004年9月26日
【最近読んだ本】
野田知佑『少年記』文春文庫
 懐かしい日本の風景と、野田少年の生い立ちが書かれたエッセイ。
 とってもほのぼのとする良い一冊だった。
 僕も環境保全に取り組んで行きたいと思う。

柘植久慶『グーデンベルク聖書奪回作戦』ハルキ文庫
 楯岡シリーズ。相変わらずテンポが良く面白い娯楽作品。
 楯岡の思考方法、計画立案方法を是非学びたい。

2004年9月17日
【最近読んだ本】
 城山 三郎『指揮官の特攻-幸福は花びらのごとく-』新潮文庫
  とっても切なくなる一冊。戦後末期の二人の指揮官の運命を書いた本。
 当時の狂いだした帝國海軍の様子に腹が立つ。新渡戸稲造の『武士道』を読んだあとだけに、同じ日本人で有りながら、どうしてこんなにも違うのかとても不思議だ。

2004年9月15日
【最近読んだ本】
新渡戸 稲造『武士道』三笠書房
 日本人の武士道魂を解説した本。
 日本文化や日本人を知るのに素晴らしい一冊だと思う。
 日本人が忘れてしまった心が詰まっている。

2004年8月9日
【最近読んだ本】
柘植久慶『メコンの死線』中公文庫
柘植久慶『最後の傭兵』中公文庫
 鷲見友之シリーズ『前進か死か』シリーズの5,6作目
 力作だけに面白い作品だった。東南アジアの共産化までの歴史がわかる本で、仕事にも役に立つ。歴史背景や国際政治の流れの書き方が相変わらず上手いと思う。

2004年7月23日
【最近読んだ本】
 結城信孝;編『男たちの長い旅』徳間書店
 10名の作家の短編集。全編ハードボイルド作品
 面白い作家もいたけれど、面白くない作品もあった。
 一冊で10名の作風を読めて、お得な一冊だったかな。

2004年7月19日
【最近読んだ本】
 坂井 三郎『零戦の最期』講談社+α文庫
 坂井三郎の名前は前から聞いたことがあったが、零戦パイロットの生き残りだとは知らなかった。壮絶な戦争を切り抜けた経験とそれに基づく人生への教訓はとっても重みがあり、共感できる部分が多かった。
 良い本だと思う。