21世紀の社会主義革命-ベネズエラの将来2007/06/03 21:19

高騰する原油の財力を背景に資金、原油価格の優遇で中南米諸国の左傾化を支援するヴェネズエラのチャベス政権。

標榜するところは「21世紀の社会主義革命」だ。
しかし、実際の政策は貧困層へのばら撒き政策でとても社会主義政策にはなっていないのではないだろうか。
また、大地主などから土地を接収し貧農に分け与えることでこれまで市場に流通していた国内産の野菜や肉類が生産されず、慢性的な食糧不足に陥っている。

世界では省エネ技術やバイオ燃料の開発が進んでおり、石油需要が相対的に減っていくと原油価格は下がっていくのではないか。

そうなったときに、ヴェネズエラの経済はどのようになっていくのか。想像に難くない。
隣国のコロンビアに大量にヴェネズエラ避難民が入ってこないことを望む。

噂では、チャベス政権はコロンビア革命軍(FARC)に対しても援助をしているとのことだ。

本当に21世紀の社会主義を達成するのであれば、世界で唯一成功した日本の社会主義体制を学べばよい。
累進課税を進め、税制面から貧富の差を減らしていくのが良いのではないか。

今は格差社会に向かっている日本。早いうちに日本に協力を求めるべきだろう。

世界環境の日-テレビ出演した。2007/06/05 21:09

今日、6月5日は世界環境の日(Día Mundial de Medeio Ambiente)だった。
コロンビア国内でもいろいろなイベントが行われたようだ。

今日は、仕事の関係で朝一番でCanal CapitalというBogota市のテレビ局を訪問し、インタビューを受けた。

そのまま、なぜか生放送のパネルディスカッションに「世界環境の日」というテーマでパネラーとして出演することになった。

出演者は、環境大臣、大学教授、地方開発公社総裁、ボゴタ市植物園園長など錚々たるメンバーだった。

日本の高度経済成長とその裏で発生した公害問題、これら苦い経験を活かし、コロンビアでは同じことが繰り返さないように希望する旨を伝える。
また、東京や大阪などの大都市に比べてBogota市は緑が豊富であり、国内を見ても生物の多様性が豊富なので是非、この自然環境を残して欲しいとのメッセージを伝えた。

こちらでテレビの撮影には何度か協力しているが、生放送は初めてでとても緊張しました。

高3女子がトイレで出産2007/06/06 20:15

高3女子がトイレで出産をしたとのニュースを見た。
残念ながら生まれた男児は死亡してしまった。

驚いたのは、保護者や学校関係者は同生徒が妊娠していることに気が付いていなかったとのコメントだ。

男児は2,800g有ったという。普通に生まれてくる体重と変わらないので既に妊娠後8~9ヶ月は経っていたのではないかと思う。

気づかなかったのは、保護者や学校関係者がこの子に無関心だったのではないか。
少なくとも保護者であれば、我が娘の何らかの異変に気づくのが普通ではないのかと考えてしまう。

この生徒も両親に相談できなかったのは家庭に何らかの問題があるのかも知れない。また、相手の男性は知らなかったのだろうか。
もう少し、周りが暖かくケアをしてあげられなかったのか。

なんか、とても悲しくなるニュースだった。

崩壊する日本のシステム2007/06/09 19:49

日本では、社会保険を巡り混乱が起きているようだ。

膨大な数の手続きが放置されていたらしい。
ちょうど、NHKの討論番組を見ているが社会保険、公務員制度改革などについて与野党の参議院幹事長が議論をしている。

そもそも、年金は強制であるのに未払い者が増えている。高齢者人口は急激に増えると共に、出生率は下がり続けている。
この時点で、制度は既に破綻でしょう。
未払い者の気持ちもわかる。

年金改革で受給年齢も年々上がっており、国は国民をだまし受給できなくなるのではないかと思うのが、普通の人の心情だろう。

公務員改革についても、得意になって議員が議論している。
もともと民間企業と公務員の待遇や給与が違うことは小学生でも知っているのではないか。
どこまで公務員の待遇や処遇を下げていけば気が済むのか。
明治維新以降、日本国を支えてきたのは公務員でなかったか。

このまま進むと、優秀な人材は国家公務員に進まなくなってしまう。
まずは、アホな国会議員、売国奴の国会議員を駆逐することが国を良くする第一歩だろう。

今の日本、国会議員、県議会議員、市議会議員の数が多すぎる。
まずは、議員定数を減らすことから改革を始めてくれ。

これ以上、わが国を変な方向へ進めるのは辞めて欲しい。
国民がアホな議員を犯罪者として告発することも必要だ。

大丈夫か? 日本!!2007/06/14 19:33

北朝鮮を巡って幾つかのニュースを見た。

一つは、北朝鮮のマカオの凍結資金、もう一つは朝鮮総連のビルの売却だ。

冷静に考えても、北朝鮮や韓国の国際社会での主張を見れば、これらがまともな国でないことは”一般的”な日本人なら理解できるだろう。
まして”外交”を行っている外務官僚や世界の動きを逐一ウォッチしているマスコミならなおさらだろう。

北朝鮮が核の放棄を本当にすると考えていれば、それはお目出度い"アホ"としか良い様がない。

朝鮮総連のビル売却については、ついにわが国の法律として国家反逆罪や売国奴を取り締まる法律が必要であると強く感じた。

”大使館機能”を担っていることがこれら施設を存続させることの理由になるのだろうか。ましてや公安調査庁長官を務めた人物が何を血迷っているのか。

わが国は被害者の人権よりも加害者の人権が重視されるまれに見るおかしな国であるが、こんなことが許されるわけは無いだろう。

わが国を支える官僚、政治家、マスコミにはどこの国が祖国なのか真剣に考え直して欲しい。
この国に住むのがいやなら、とっとと出国してくれと言いたい。

本当に大丈夫か!? 日本!!2007/06/19 22:28

最近も、日本のニュースを見ていて気になること、心配になることが沢山あった。

このラテンアメリカに関係ある記事として、国民新党が参議院選挙にフジモリ元ペルー大統領を擁立すること検討しているというものがあった。

現在、フジモリ氏の去就を巡ってはペルー政府とチリ政府の間で犯罪者引渡しに掛かる外交交渉が行われており、これは日本国政府も承知していることだ。

このような状況の中で、本当に参議院候補者として擁立できると考えているのだろうか。また、出来たとして国際社会や特に中南米諸国からどのように思われるのかを考えての結果なのだろうか。

また、日本国籍を保持しており候補者としては問題はないとの見解が出ている。
一方で、罰則規定は無いものの日本国政府は二重国籍保持を認めておらず、国民に対しては二十歳になった時点で国籍の選択を奨励している。
国民新党は選挙公約として日本国民に対して二重国籍を認めることを挙げるのだろうか。

果たして、一国の元首を務めた人が一議員になるのだろうか。
日本の政治を担う政党が単なる人気取りで候補者選びをしているとしか思えない。
このようないい加減な政党も得票があることが悲しくなる。

今回は、在外選挙登録をしていないので選挙に参加することは出来ない。
選挙に行く皆さんには、良く今後のわが国の将来を考えた上で、一票を行使して欲しい。

米国「従軍慰安婦謝罪要求決議」の採択2007/06/27 19:42

米国の下院外交委員会で日本に対し戦時中の「従軍慰安婦」問題に掛かる謝罪を求める決議案が採択された。

ネットニュースやNHKワールドでもニュースで取り上げられている。
しかし、こんなニュースを日本が取り上げる必要は無い。

日本国は法治国家として敗戦後に戦後処理を実施し、戦後賠償は全ての国と既に解決済みだ。
また、「従軍慰安婦」に掛かる問題についても「事実関係」は別にして、日本国政府として謝罪の意を表明している。

それに対して、他国がどうこう言う必要はないし、聞く必要もない。

戦時中はいろいろなことが起こっていたのは事実だろう。
「従軍慰安婦」=悪と思われているが、現在の日本や世界中にも性産業があり、自発的にこの産業で働いている人達もいる。これは戦前も戦時中も同じである。
一方で問題となっている「従軍慰安婦」問題で指摘されている戦時中の日本国政府の関与が有ったのか、無かったのか、まだ私はどちらとも言える確証は持っていない。

しかし、前述のとおりわが国は戦後保障は全て解決済みであり、しかも第三国であるアメリカ合州国がとやかく口を出す問題でもない。
自国内のマイノリティや先住民の問題を解決することが先だろう。

わが国の国会が、先住民の地位を改善するための決議案や、民間人・非戦闘員を大量に殺傷したテロ攻撃を世界で唯一行った原子力爆弾に対する非難決議案等を通したらどう思うのだろうか。

既に政治的・外交的に解決された過去を掘り返すより、現在の中国で行われているチベット国や東トルクメスタンに対する圧政、併合問題の決議を考えるべきだと思う。

これに対し、いろいろとコメントをしている政治家が沢山いたが「無視」するに限る。

この決議案を提出したマイケル・ホンダは日系人でありながら韓国・中国の代弁者となっており、最近は票獲得のために中南米移住者の代弁を行っている。
これまでも同様の決議案を提出したりしており、今後もわが国政府は彼の動きに留意する必要がある。

必要であれば、デューク東郷に依頼をするべきだ。