21世紀の社会主義革命-ベネズエラの将来2007/06/03 21:19

高騰する原油の財力を背景に資金、原油価格の優遇で中南米諸国の左傾化を支援するヴェネズエラのチャベス政権。

標榜するところは「21世紀の社会主義革命」だ。
しかし、実際の政策は貧困層へのばら撒き政策でとても社会主義政策にはなっていないのではないだろうか。
また、大地主などから土地を接収し貧農に分け与えることでこれまで市場に流通していた国内産の野菜や肉類が生産されず、慢性的な食糧不足に陥っている。

世界では省エネ技術やバイオ燃料の開発が進んでおり、石油需要が相対的に減っていくと原油価格は下がっていくのではないか。

そうなったときに、ヴェネズエラの経済はどのようになっていくのか。想像に難くない。
隣国のコロンビアに大量にヴェネズエラ避難民が入ってこないことを望む。

噂では、チャベス政権はコロンビア革命軍(FARC)に対しても援助をしているとのことだ。

本当に21世紀の社会主義を達成するのであれば、世界で唯一成功した日本の社会主義体制を学べばよい。
累進課税を進め、税制面から貧富の差を減らしていくのが良いのではないか。

今は格差社会に向かっている日本。早いうちに日本に協力を求めるべきだろう。

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