過去の書評 【2】2004年11月→10月2005/07/03 13:03

2004年11月6日
【最近読んだ本】
浅田 次郎『初等ヤクザの犯罪学教室』幻冬舎アウトロー文庫
 面白い本だった。浅田次郎の作家前の生活や様々な犯罪についての基礎知識が見に付く楽しい本だ。

浅田次郎『王妃の館上・下』集英社文庫
 浅田次郎の現代小説。笑いあり、涙ありの久々のヒット作だと思う。
 娯楽小説といった感じかな。

2004年10月29日
【最近読んだ本】
清水久典『死にゆく妻との旅路』新潮文庫
 末期がんの妻との放浪の旅の日記。人間はここまで不幸になれるのか。
 その中でも、愛を確かめ合って生きていく夫婦の姿に涙してしまった。
 借金を重ね逃亡する男性には共感できなかったが、最後の夫婦愛には感動してしまった。いつ、癌に教われるか人間は分からない。人生最後をいかに過ごすべきか、一考しておく必要がありそうだ。

浅田次郎『勇気凛々ルリの色 福音について』講談社文庫
浅田次郎『勇気凛々ルリの色 満点の星』講談社文庫
 浅田次郎のエッセイシリーズ。4冊で終了。色々な話題があり、涙あり笑いありで気軽に読める本だった。

浅田次郎『蒼穹の昴』1-4巻 講談社文庫
 初めて浅田次郎の長編小説を読んだが、期待していたほど面白くなかった。
 でも、中国清朝の末期と日本の明治維新、神話等が交差し時代背景等は良かったかな。僕も自分の昴を掴むべく頑張らなくちゃ。

2004年10月8日
【最近読んだ本】
浅田次郎『勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛』講談社文庫
 依然読んだエッセイの続編。笑いあり、涙あり、社会風刺ありで楽しい本だった。
 さらに続編が読みたくなった。
浅田次郎『歩兵の本領』講談社文庫
 氏の自衛官時代の体験に基づく、青春グラフティって感じかな。
 若者たちの切なさ、ひたむきさが胸に沁みた。
 やっぱ、こういう小説を書かせたら浅田次郎はぴか一かもしれない。

2004年10月2日
【最近読んだ本】
浅田 次郎『勇気凛凛ルリの色』講談社文庫
 浅田次郎のエッセイを初めて読んだ。この人の経歴がこんなに多彩に飛んだものだとは知らなかった。エッセイも社会問題から日常の話まで多彩に飛んでいて、とても楽しかった。『抱腹絶倒』という感じの面白い本だった。

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