怒る富士と、伊那代官2009/11/14 15:29

新田次郎『怒る富士 上・下』文春文庫

新田次郎の力作、長編。
宝永年間の富士山噴火を中心に、駿東郡の村と幕閣の駆け引き、農民の生活改善に取り組む、伊那代官の活躍が中心に書かれていく。

富士山に因縁の深い新田次郎の大作で、とても面白い内容だった。

この本に出てくる、駿東郡や足柄郡などは市町村合併などでその名前も消えてきている現在の状況は悲しい。

沼津も宿場町として出てくる。
自分の生まれた街の歴史をもう少し勉強して見なければと感じました。

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