銀しゃり、食べて~2009/09/11 01:01

山本一力『銀しゃり』小学館文庫

山本一力の本を初めて読んだ。
風俗の描写、人物の描写がとても丁寧で、面白かった。

まさしく、江戸にタイムスリップした感じだ。

本書は、鮨職人の新吉を中心に、武家や職人たちとの親交、職人魂丸出しの人情、心意気が描かれている。

最後は、ちょっとしたどんでん返しと、ほのぼのとした読後感に満足です。

もっと、この人の著書を読んでみたくなりました。

いや~、江戸って良いですよね。

恐るべき、飛脚の脚力2009/09/17 00:05

山本一力『かんじき飛脚』新潮文庫

この間、初めて読んだ山本一力が面白かったので、ブックオフに走ってしまった。

3冊を購入した。
『かんじき飛脚』では、三度飛脚が主人公に物語が展開する。
時代は、『銀しゃり』と同じ時期で、棄捐令が出されたときだ。

加賀藩と土佐藩のつながりも面白いし、風景が目に浮かんでくる描写が凄い。

山本一力にははまります。

栄光の岩壁は、完璧2009/09/21 21:13

新田次郎『栄光の岩壁(上)(下)』新潮文庫

これも、高校生のときに読んだはずなのだが、ストーリーはほとんど覚えていなかった。
最近、自分の記憶力に愕然とすることが多い。

本書は、高校生のときに凍傷に合い、足を切断してしまった主人公竹井岳彦が山へひたむきに打ち込んでいく様を描いている。

最後のシーンはとても清々しく、読後感がとても心地よい。

確か、自分もこんなクライマーにあこがれていたときがあったのに・・・

そうゆう蒼龍2009/09/25 22:45

山本一力『蒼龍』文春文庫

いや~、このところ山本一力にやられています。
初めて短編集を読んでみた。

どれもほのぼのした良い作品です。
「菜の花のかんざし」と「長い串」がとても良かった。
武士が主人公ですが、江戸の暮らし、人間関係などがとっても鮮やかです。

収録作
 のぼりうなぎ
 節分かれ
 菜の花のかんざし
 長い串
 蒼龍

かっこよすぎる江戸の人情2009/09/27 14:01

山本一力『損料屋喜八郎 始末控え』文春文庫

本作は、連作短編集という形式です。
読んでいながら、連続テレビドラマを見ているような感覚になります。

1日で一気に読んでしまった。

武家の出身で、損料屋を営む喜八郎が勘定方奉行を影ながら支えていく物語。
そこに札差屋や料理屋、棒手振りや魚屋など江戸の庶民が生き生きと絡んできます。

また、深川八幡のお祭りなど風俗も交えて、目の前に情景が浮かんでくるような感じでした。

いや~、続編が読みたくなるような楽しい作品です。
テレビドラマ化しても面白いかと思います。

山で死んではいけない。2009/09/27 22:54

別冊 山と渓谷『山で死んではいけない。』山と渓谷社

山渓の別冊で出ている本。
山系別の遭難発生場所が地図に示されているのは今後の山行に大いに役立つ。
また、各種山岳保険やファーストエイド、セルフレスキューなどの情報も満載だ。

山に登る人は一読だと思います。